一人ではできないことを、
みんなの力で解決する。
ものづくりの醍醐味です。

設計

K.I

特機技術部特機技術第二グループ

2014年入社
工学部通信工学科 卒

「学生相手」ではなく、
「技術者」として
話してくださった先輩方。

入社前に印象的だったのは、インターンシップや説明会で出会った先輩社員のみなさんの姿。話してくださった課題感が非常に現実的だったんです。先輩方のものづくりへの意識の高さに触れて、「よし、自分も挑戦しよう!」という気持ちに。入社後すぐに技術者として活躍できるイメージができました。

入社後、防衛省向けに無線応用機器やシステムを提供する特機技術部に配属され、電気設計を担当。その後、共通技術部を経て2020年に再び特機技術部に戻ってきました。最近、入社2年目の時に担当した航空機搭載用の無線装置を、歳月を経て再び担当することになりました。過去に担当した案件だからといって楽というわけではありません。モジュールの再設計を行うのですが、装置全体に影響を与える重要な部品だったため、全体を考慮する必要がありました。

モジュールにこもる熱。
空気の薄い空の上でどう解決するか?

一番苦労したのが、熱です。小型化・軽量化したこともあり、モジュール内に熱がこもってしまうという課題に直面。また、航空機搭載用であるため、高度条件にも対応しなければならないという要件があります。高度が高くなると空気が薄くなるので、空気の粘性が高くなる。つまり、空気が流れにくくなることも配慮しなければいけません。最終的に、消費電力を抑えつつ、ヒートシンクのサイズを大きくし、かつ、粘性が高く空気が流れにくくなった分、フィンの間隔を広げました。試行錯誤したので、製品検査が完了し、出荷した時には、大きな充実感がありました。作ったものを社内で共有しあう技術報告会というものがあるのですが、役員の方から「よい受信機ですね」というコメントをいただいたのもよい思い出です。

社内のプロフェッショナルを頼る。
無理難題を、どうにかする。

目標に向かって「次はどうしよう?」「この問題はどう解決する?」と前向きに活発な議論が繰り広げられる職場です。もちろん、問題にぶつかった時は悩むのですが…それって自分に力が足りない証拠でもあるんです。未熟ながらも、いい方法はないかと探る。社内のスペシャリストに相談することも多いです。みなさん「何かあったらいつでも」と言ってくれるけど、社交辞令ではなく、実際に助けてくれるんです。
最近だと、他部門であるコンポーネントグループSさんにアンテナの測定方法について相談しました。するとすぐに打ち合わせの場を用意していただき、詳細を詰め、利得測定で用いるリファレンス用アンテナのシミュレーションも行っていただきました。共通技術部に4年いたので、他部門の技術者とも交流が増えたこともよかったです。社内に頼もしい仲間がいること。一人では解決できないことも、みんなで力を合わせて解決する。部門の垣根を超えてものづくりができることが、日本無線で働く醍醐味だと思います。

日本無線を選んだ理由

日本無線に興味を持ったのは、幅広い仕事のフィールドがあると感じたからです。設計・製造・出荷・検査におけるまで、ものづくりの1から10をすべて自社で一貫しておこなっているという点も魅力に感じました。

1日のスケジュール

  • 8:30

    出社して、メールの確認をする

  • 10:00

    部署の定例ミーティングで仕事の進捗を共有する

  • 12:00

    食堂で昼食を食べる

  • 13:00

    設計書の作成

  • 14:00

    他部門に相談

  • 15:00

    資料を読み込み、構想を練る

  • 15:00

    設計書の作成

  • 17:15

    退勤後は家でゲームをしてリラックス

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