Challenge&Challenge!
日本無線の仕事は、
想像以上に難しくて
面白いです。

設計

Q.L

防災ソリューション技術部
放送機システムグループ

2023年入社 
機械工学部・産業システム工学専攻 卒

あこがれは、
技術と情熱で形になる。

ベトナム出身の私にとって、日本には漠然とした憧れのようなものがありました。最初は知識もないので、富士山に登ってみたいな、くらいの感じです(笑)。その後、日本について勉強する中で、日本のメーカーの技術ってすごいなと思うようになりました。工学系の大学に通っていたため、技術の勉強だけでも大変なのですが、加えて日本語も学んだので本当に大忙しでした。大学では生産管理について学びました。原料の管理から完成品を倉庫でどう管理するか、どの順番やタイミングで実行すれば、より効率的でスムーズに進むのかを研究しました。日本無線に入社した後も、学生時代の研究に近いことをやりたいと思っていたのですが、職場実習で6つの部門をまわって、視野が広がりました。本配属は一番興味があった防災ソリューション技術部に。日本無線には私以外にも多くの外国人社員がいるので、研修の時には、中国出身のOさんにたくさん助けていただき本当に感謝しています。

はじめて図面を描く。
わからないことはトコトン聞く。

放送機と一口に言っても、いろんな放送機があります。東京の放送局だと、東京スカイツリーから電波をもらって放送していますよね。全国放送の局もあれば、地方局もある。それぞれ使用している装置が異なります。ハードウェアもソフトウェアも異なっています。現在、設計補助として業務に携わっていますが、図面作成は大学で学んだものの、実際に描いた経験はありませんでした。研修の時にはじめての図面を描いたのですが、本当にわからないことだらけ。拙い質問ばかりでも、先輩方は嫌な顔ひとつせず、教えてくださいました。私自身も、遠慮しない!と決めていました。なぜなら、私がわからないままだったら、先輩方にもっともっと迷惑がかかるじゃないですか。挑戦あるのみだ!と思って今も日々奮闘しています。

最近は、地方放送局の放送機を担当しています。鹿児島には実際に出張にいって、装置を置いてある基地を視察しました。放送機ってそのエリアで高い位置にある。そう、山なんですよ。日本に来て富士山に登りたいと夢みていたけど、いま私は日本で山登りしてるなぁと思い出しながら山頂に向かったりしています(笑)

日本無線にはベトナム案件も
あります。いつかふるさとに
貢献できる仕事がしたい。

日本無線には、私のふるさとであるベトナムの案件もあります。でも、日本の放送技術とは大きく異なり、まず管理体制が違います。日本では装置の異常が見つかれば、1分以内に自動的にアラートが鳴ります。リモートで確認・操作することもできるので、わざわざ山頂まで行かなくてもいいんですね。でも、他のアジアの国の場合は、同様の環境が準備されていないので30分以上も対応できないことも。実際に山頂の放送機を確認し、対応しなきゃいけない現状もあるようです。いつかふるさとにも貢献できる技術を生み出したいと考えています。

放送機には多くの部品が使用されるため、学生時代に学んだ生産管理の知識が役立っています。少し遠回りをしたように感じていましたが、無駄なことは何もありません。技術と技術が重なって仕事が前進する。いろんな経験を積むことが重要だと実感しています。10年後の放送機はどのように進化しているのか。10年後の日本は、世界はどう変化しているのか。想像してワクワクします。失敗を恐れずに、未来に突き進める人でありたいです。

日本無線を選んだ理由

ベトナムの大学在籍時に、日本語と技術を学ぶプログラムに参加。このプログラムをきっかけに、日本無線を知りました。日本無線について自分なりにインターネットなどで調べてみたところ、新技術推進に力を入れていることがわかり、入社したいと思うように。その後、日本で1週間のインターンシップを経験。将来自分が何をしたいのかがより具体的にわかるようになったことで、日本無線で働きたいというモチベーションがさらに高まりました。

1日のスケジュール

  • 8:30

    出社して、メールチェック

  • 9:00

    担当工程表を確認

  • 10:00

    設計業務

  • 12:00

    ランチ

  • 13:00

    部品の手配業務

  • 15:00

    設計業務

  • 17:05

    退勤

  • 17:30

    自宅で日本語の勉強

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