国境や職種を超えて、
みんなをつなぐ。
ものづくりを支える。

営業

S.C

JRCモビリティ 海外営業

2013年入社
経済学部 卒

異国の地、日本での就職。
たくさんの人に助けてもらいました。

日本の大学を卒業後、中国に帰るということも考えました。でも、日本で挑戦するのもいいかもしれないと思い、日本無線に入社しました。電話の対応すらわからない新人でしたが、OJTでサポートしてくれた先輩社員が本当に優しかった。おかげ様で半年くらいですっと馴染めた気がします。最初の配属は国内営業。営業という職種はお客様のニーズを汲み取り、ものづくりと繋げる仕事ですが、当初は専門用語が分からず、戸惑いました。でも、ここでも営業や技術の先輩たちにたくさん助けられました。電話で相談するとすぐに教えてくれる。本当に心強かったです。

無線というものは、本当に様々な所で使われています。意外なところでも使われてるんですよ。たとえば、バレーボール。日本代表の試合中、監督がタブレット端末を使いながら指示を出している所を見たことはありませんか?あれは監督が試合中に刻々と変わる様々なデータを閲覧しながら、指示を出しているんです。ところが、ネット環境などまわりの環境によってうまくいかないこともあったんですね。そこで日本バレーボール協会さんから引き合いをいただいたのでした。納品後、実際の試合を見て、自分が担当した装置が置かれているのを見た時は嬉しかったですね。自分の担当したものが形になるのは、大きなやりがいです。

ドイツの自動車メーカーと、
中国のETCメーカーをつないで動く。

2016年から海外営業担当になりました。印象に残っている仕事は、2019年から担当した、中国向けETC車載器の開発案件。ドイツの自動車メーカーと、中国のETCメーカーとタッグを組んで、これまでにない仕様のETCを開発するというプロジェクトでした。中国でのパートナー探しなど、一から取り組む案件だったのですが、2020年に新型コロナウイルスが流行し、さまざまな困難に直面しました。現地に行くこともできず、長野、東京、中国、ドイツの4拠点をオンラインでつなぐ日々が始まりました。

基本のコミュニケーションは英語。しかし、英語が得意ではない方もいるので、中国語の翻訳もやりました。長い時は5時間の会議もありました。それくらい共有すること、議論することが多かった。各社の肝いり案件なので、熱も帯びる。ただ、こうしてプロジェクトが進んでいくと、仲も深まってきます。中国の技術者の方が会議に僕がいることを確認して、「あ、Cさんいる!」と安心した表情を見せてくれるようになったり、頼りにされていると実感するようになったことも嬉しかったですね。

育休取得しました。
優しい仲間がいる、自慢の職場です。

案件以外で印象に残っていることは、育休を取得した時のことです。うちのチームは4人なのですが僕以外の3人が手厚くフォローしてくれました。子どもが保育園に通い出した今でも、基本は在宅ワーク。今も頻繁に助けてもらっていますね。子どもが40度の熱を出して入院した時、24時間の付き添いが必要だったんですね。その時みんなが「なんとかするよ!」と言ってくれた。僕以外の3名は全員女性なのですが、こちらがあれこれ言わずとも状況を汲み取って対応してくれて、いつも感謝しています。

日本無線は技術の会社ですが、技術に関してはあとから勉強すればなんとかなる、と思います。日本語でいう「人間力」というものが大事。お客様とのやりとりでも、部署・チームのコミュニケーションでも、お互いを思いやる気持ちが、仕事を円滑に進めるポイントになっていると思います。優しい人が集まっていて、お互いを気遣っているから、みんなが仕事に全力投球できる。日本無線は、僕の自慢の職場です。

日本無線を選んだ理由

自分が外国籍であることもあり、海外展開に積極的な会社を志望していました。日本無線の会社説明会で海外展開についての明確なスケジュールと目標が提示されており、「この会社は本気なんだ。しかも、しっかりと計画を立てて推進する会社なんだ」と感じ好感を持ちました。

1日のスケジュール

  • 8:00

    子どもを保育園に送る

  • 8:30

    仕事開始。夜間に届いたメールチェックをおこなう

  • 12:00

    ランチ

  • 13:00

    品質管理会議をおこなう

  • 16:00

    海外のお客様とのオンライン会議

  • 17:30

    退勤

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